「いつまでも健康で長生きがしたい」 誰もがそんな願いを持っていらっしゃるのではないでしょうか。

目の前の患者さんのそのような願いを少しでも現実にするために何ができるだろうか。私はそんな気持で毎日の診療を行っています。

現在「健康寿命の延伸」と言うキーワードがあちこちで叫ばれています。 それを一個人に当てはめるとそれぞれの方の「健康余命」ということになります。働き盛りの方、シニア世代の方、それぞれ自分の「健康余命」を具体的に考えたことがあるでしょうか。たぶん多くの人は漠然とした遠い将来としか考えていません。

しかし具体的に考えるとそれは人によっては30年かもしれないし、10年かもしれません。それを意識することによって改めて毎日今ある日々の生活を大切にしなければならないことに気づかされます。私はそんな意識をもった方々を精一杯サポートしたいと考えています。

多くの医療機関の外来では「血圧が高いから（血糖が高いから）薬を出しておきましょうね」そんな風景が日常的に見られます。薬を使って健康な状態に近づくこと、それは大切なことです。

でも多くの方はできれば薬を使わずに、或いは少しでも少ない薬で自分の健康を維持したい、そんなふうに思っていらっしゃるのではないでしょうか。

 

私はなるべくそのような方々の気持ちを大切にしつつ、健康維持をいかにして行うかということにも向き合っていきたいと思っています。

 例えば誰もがより気軽に運動に取り組めないだろうか。またどんな食事をすれば健康的な身体に近づくのだろうか。

そんなことを考えながら健康運動施設を作ったり、食事や運動のさまざまな情報発信を行っています。

これらの活動を通して人々の健康に対する願いの実現に近づきたい。それが私の毎日を生き抜く目標です。